戦没者を慰霊する為に始まった沼津夏祭り。
狩野川の灯篭流し。極楽浄土への道を明る照らし道に迷わずにいって欲しいと花火を打ち上げる。
それと同時に残された人たち、商店街の復興という意味もある。
寿命が残りわずかとなった父と介護をしていた母、そしてその二人の後ろに僕がいて、橋の上で花火を見上げたことがあります。
父の視線の先に極楽浄土が見えていたのか、今となっては確認のしようがありませんが、それなりにすっきりとした表情だったのではないかと思います。
去年の夏祭り、花火を背中に感じながら風が涼しい土手を足早に帰宅しました。その時に花火に照らされる人の顔を随分と見ましたが、全員すっきりとした表情、皆様それなりにいろいろと抱えていらっしゃると思いますが、まるで憑き物が落ちたかのように清らかなお顔でした。
だからきっと父もそんな顔をしていたのではないかと思うのです。
そしてまた、残された人たちの営みがあるわけで、商店街もここぞとばかりに声を出し露店の電気も光り輝いております。
つまり…
社長の目がギラギラと輝いているのです。
「ここでしか飲めないクラフトビールいかがっすかあ。」
新仲見世商店街の外れにあるユニバーサルビル、スナック朱磨が入っているビルの一階入り口付近で社長が今年も元気にビールを売る予定です。
土日とも16時位から飲み物の販売。
今年のビールは、三島にありますティールズ・ブリューイングさんのビール。
そしてノンアルコールとして、ラミレスカッシュも予定しています。
社長以外にも誰かしらビールの売り子をしている予定ですが、すまコーヒーのマスターこと僕は、日曜日の夕方から売り子として立たせてもらう予定です。
ですので、すまコーヒーの日曜日の営業は15時までとなっております。
ごめんなさい。
お間違いないように。