油断したころにまた肌寒くなりまして、脱いだジャケットを再び着てカウンターに立っています。
風邪はひきたくないですよね。
着るもので調整しないといけなくなりました。
小学生の頃は、短パン半袖で冬を過ごしたというのに。
長ズボンをはいている同級生を見れば、あの人は風邪をひいているに違いないと思ったものです。
「今日は中にもう一枚着てきたよ。」
常連のおじいちゃんが自慢げに見せてきます。
だよねぇ。
寒いもんね。
朝の常連のおじいちゃんの挨拶がそれでした。
だいぶ伸びたおじいちゃんの髪を見て、そろそろ床屋だねと言うところですが、寒いので床屋は勧めず。
自転車で風を切ってそこそこの距離を走ってほぼ毎日来てくれるおじいちゃん、
「家にばっかいたらダメだ。」
そう言ってトーストにコーヒー、砂糖一杯~二杯(要確認)。
元気の秘訣は、外に出ること、話すこと、食べること。
感染予防をしながらそれを実現したいなぁ。
おじいちゃんも厚着をしてきたしなぁ。
冬の間、思いのほか薄着のおじいちゃんにもう一枚着ないとダメだと何度となく進言したのは僕でした。
すまコーヒーに限らず、飲食業とはただ飲み物食べ物を提供しているわけではないようで、
そのことを大いに見つめなおす、肌寒い一日です。
明日は定休日、
間違えておじいちゃんがお店に来ませんように…